自分でPCを作ってみよう


第3回−マザーとCPU

今(98年12月現在)の時点で「旬」な組み合わせはBXマザーとCeleron300Aでしょう。

注意が必要なのはCeleronの300MHzには2種類の製品が存在すること。

Deschutesコア(だっけ?)のかつてのCeleron300ではだめで、最新のMendocino

コアのCeleron300A、しかもリテール版(インテル正規品って言う意味です、FAN付きのはず)

でないとまずいようです。このCPU、P2がL2キャッシュ(セカンドキャッシュ)が1/2同期なのに

対してL2の容量は少ないもののフル同期であるというメリットだけでなく、通常のベース66MHz

の4.5倍動作だけでなく、100MHzベースでも動作する確率が高い(あくまでも可能性です)

のが特徴。17000円ぐらいなのにP2−450ライクな動作が期待できるんです。もしだめでも

300MHzでは動作するし、安いBXマザーは16000円からあるようで、30000円ちょっとで

このスペックは驚異的です。P2が安くなったらCPUだけ買い換えればいいので将来を考えても

御得な組み合わせです。知り合いもこの組み合わせでしかも強力なFANに交換せずに

100Mベースで動くそうです。外れる可能性もありますが、損はない買い物のはず。

ただ、あくまでも自己責任でやってくださいね。どうしてもSocketタイプのマザーがいい

という方はやはり無難なK6−2でしょうね。3DNow!はかなりいいらしいですから。

ただ、あくまでもこれがあってはじめてP2並みになるということを御忘れなく。

P2−450あたりは500Mオーバーが出てきて、価格が下がってからで十分でしょう。

500Mオーバーはベースもコアも変わる可能性が高いのでマザーはそっちに買い換えるときに

一緒にする形。日本で一般的に入手できるマザーならたいていCeleronを100Mベースに

できると思うんで、あとは売れ筋のものにしておけば間違いはないでしょう。

ではあとはまた次回にしましょうか。


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